コンテストで入選した写真とカメラの設定を紹介
3月1日と言えば、渓流釣りの解禁日ですね。
待ち望んでいた人も多いようで、速くもいろいろなところで釣果報告を目にします。
そこで今回は、渓流釣りの写真を紹介させていただこうと思います。
上の写真は「大自然と釣り フォトコンテスト 2018 」で入選した、お気に入りの1枚です。
渓流釣りでのワンシーンで、砂防ダムから落ちる水の勢いとその迫力がとても印象的でした。
そんなワンシーンでのカメラの設定は、以下になります。
- 設定 : f値 3.5 , シャッタースピード 1/250 , ISO感度 320 , レンズ焦点距離24mm
- カメラデータ: canon 5d mk3
- レンズ:EF24-70mm f/2.8L II USM
です。
一番注意したのはシャッタースピード。
普段は1/125くらいでシャッターを切ることが多いのですが、これだと滝が白く流れたようになって、滝の水しぶき感が伝わりにくいと感じました。
そこで1段分絞ってみて1/250に。
流れすぎず止まっているように感じられたので、あとはISO感度で微調整したという流れです。
こうして見直すと、もっとf値の数値を上げて「全体的にピントをあわせるべきだったな」と感じます。
よく見るとわかるのですが、釣り人にピントを合わせたぶん、右端の方へ行くにしたがってボケ感が大きくなっていますね。
ここをもっと絞ってパンフォーカスを狙っていれば、全体的にボケ感が少なくなって、より迫力のある1枚になったのではないかと反省しています。
入選した嬉しさがある分、悔しさも強いです。
ちなみに別のカットではこんな写真もありました。
画角やシャッタースピードはほとんど同じですが、絞りと感度の数値が大きく違います。
f値を10.0まで絞って入る分、全体的にボケ感が少ないですね。
全体的にピントがあっているので、より自然の雰囲気が伝わりやすいと思います。
ボケ感は好みが別れる部分も多い要素ではありますが、今回は自然と釣り人がテーマであったので、こちらの設定の方がよかった印象です。
ただし感度の数値が高い分、印刷をするとノイズによるざらつき感が強くなります。
展示されたものは、かなり大きめで印刷されていましたので、結果的に入選した方が良かったとも言えます。
(ちなみにこちらの写真は入選とはいきませんでした)
展示と言うことで、この写真は横浜と大阪で開催されたフィッシングショーの写真コーナーで展示されていました。
残すは北九州の「西日本釣り博」での展示です。
ご来場予定の方は、ぜひ足を運んでみてください。
私の写真だけでなく、他の方が撮影されたいろいろな写真も展示されていますよ。
来るハイシーズンを前に、写真で釣りへのモチベーションを高めるのもいいかもしれないですね!