1匹で疲れを忘れるほど感動できる
昨日は解禁して間もない渓流へ。
ひたすら、歩いて1匹にたどり着きました。
解禁して間もない渓流は釣れやすいイメージだったのですが、どうやら今年のスタートは厳しい日が続いているようです。
宮崎県に遠征した友人も「今年は難しい」と魚の反応が薄いことを嘆いていました。
そして昨日は、この厳しい現実を体感することに。
夜明け前に準備して、明るくなったところで入渓。
期待とは裏腹に魚の反応が得られず、2つめの川へ移動することになりました。
そうして出会えたのがこの1匹。
これは一緒に行った友人が釣ったヤマメなのですが、時間にして約6時間ほど釣り続けていたのでしょうか。
まだ渓流釣りを始めて間もない友人が本当に嬉しそうにしていたので、その様子を見てこれまでの苦労が吹き飛びました。
達成感と充実感に心を満たされれる瞬間です。
なにより、狙って釣った。
という手応えを感じられたことが大きかったようです。
目の前にはいかにもヤマメが隠れていそうなポイントがあって、ここに投げて、ここを狙ってルアーを通せば食ってくるだろうという、頭の中で思い描いたイメージが現実になりました。
すると釣った本人の中では、偶然に魚がハリにかかったような「釣れた」ではなく、狙い通りに「釣った」という確かな手応えが残ります。
1匹は1匹でも、釣れ方でその時に得られる感動が違うのは、魚釣りの面白いところだと思います。
結果的には友人が2匹で、自分で1匹。
厳しい状況でしたが大満足です。
今年の渓流は、いいスタートが切れました!