夕日が照らす空港で。R3のテストシューティング
立ち寄ったついでに新しいカメラR3の試し撮りをしてきました。
強烈な夕日の逆光に動きの速い飛行機と、カメラにとっては少し意地悪なシチュエーション。
ですが実力を試すにはピッタリです。
使ったレンズは「EF100mm F2.8Lマクロ IS USM」。
マウントアダプターを介して撮影しています。
撮影後、さっそく自宅のPCでデータをチェックしてみたのですが、5Dmk3と比べてデータの触りやすさに驚きです。
今回は、特にハイライトとシャドウの階調の懐がとても深いように感じました。
このシチュエーションだと、太陽の方に露出を合わせると飛行機が真っ暗になる。
かといって飛行機に露出を合わせると、夕日が白飛びしてしまうという露出になりがちなのですが、
そこはさすがのR3。
データをPCで調整してみると、夕日の色味がしっかりと戻ってくるだけでなく、飛行機も黒つぶれせずに質感が残っています。
シャドウ部を少し強引に持ち上げてみたりもしたのですが、色もほとんど壊れないのでとても調整しやすいです。
この懐の余裕は撮っている時の安心感につながります。
釣りの撮影でも朝日や夕日を撮ることが多いので、これは表現の幅が大きく広がりそうです。
試しに同じ画像から飛行機部分を拡大してみました。
逆光で暗くなるのに、スターフライヤーのブラックでツヤツヤした機体の質感もしっかりと残っていますね!
さらには飛行機を自動トラッキング機能を使って追いかけてみたのですが、そこもしっかりとオートフォーカスし続けてくれました。
一度食いついたら離さない。
とても頼もしく、まさにその言葉を体感したテスト撮影でした。
まだ少し試し撮りをしただけですが、早くもスペックの高さに驚いています。
いろいろと違う条件での検証もしつつ、さっそく現場でも使っていこうと思います。