R3を持って渓流へ。手持ちでスローシャッターを試す。
新しいカメラ「Canon EOS R3」と釣り竿を持って渓流へ行ってきました。
いくつか試したいことがあったのですが、今回はシャッタースピードに関することをご紹介します。
まず、今回のカメラ(R3)には、ボディ内に5軸の手ブレ補正が搭載されています。
その補正効果は、なんと最大で8段分 (レンズなどで若干変わります)。
となると期待できることの一つにシャッタースピードをどれだけ遅くできるかがあり、
目の前にちょうどいい流れがあったので試し撮りしてみました。
流れが白い線になっていて、岩はブレていないのがわかるでしょうか。
レンズは「EF17-40mm F4L USM」。
肝心なこの写真のシャッタースピードは SS 1/20です。
本来なら三脚が必要で、手ブレして使えない写真になるところですが、それを手持ちで撮れるようカメラが補ってくれるのです。
参考までに同じレンズで、こちらはSS 1/400。
水の流れが止まって見えるかと思います。
瞬間を切り取った感じでこちらの雰囲気も好きなので、表現によって使い分けると面白そうです。
ちなみに、カメラがEOS 5D MK3の場合だと、私の手持ち撮影でのシャッタースピードの限界値は、1/60でした。
しかもこの場合は、ボディ内手ブレ補正がないので、息を止めて神経を集中すればなんとか撮れるレベル。
これ以上遅くすると手ブレで使えない写真になることがほとんどです。
ですが、そこをテクノロジーがカバーしてくれるというわけですね。
シャッタースピードは、またまだ遅くすることもできそうな気がしたので、今度は夜のシーンでも試してみたいと思います。
カメラをもっと使いこなせるよう日々鍛錬ですね。