昨日の「ジョー・ブラックをよろしく」に続いて映画鑑賞です。

監督は、同じくマーティン・ブレスト。

こちらも期待を裏切らない感動的な内容でした。

出典 : amazon prime 「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」より

「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」は1992年公開の映画です。

人間ドラマが巻き起こす心理描写が正確で緻密に描かれていて、深く考えさせられるセリフがたくさん出てきました。

また、この映画ではアル・パチーノが盲目の退役軍人を演じているのですが、その演技力は私のような素人でも、ずば抜けいているのが瞬時にわかります。

美女とタンゴを踊るシーンがあるのですが、圧巻です。

出典 : amazon prime 「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」より

内容が深すぎて、感想を短くまとめるのがとても難しいのですが、

最後のシーンで主役のアル・パチーノが大勢を前に「人間の高潔さとはこういうものだ!」

と怒号するシーンがあります。

その気迫には、現代を生きる私も、忘れず大切にしなければならないエッセンスだなと自分に言い聞かせずにはいられませんでした。

出典 : amazon prime 「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」より

そしてやっぱり、最初から最後まで節々に散りばめられた、人生、仕事、人間関係、愛、友情といった人間の心理描写が見事で、はっと気づかされることばかりです。

中にはシリアスな展開も含まれていますが、最後には必ず勇気づけてくれます。

人生の岐路に立たされたときや、迷ったときには、この監督の映画を見に戻ってこよう。

そう思わせてくれる映画であり、マーティン・ブレストは私にとってはこれ以上ないと思えるほどの映画監督です。

「ジョー・ブラックをよろしく」についてはこちらです。