16-35mmで撮る桜。レンズの性能を確かめる。
少しずつ散り始めた桜ですが、
先日の満開だったタイミングで撮影に行けました。
新しく買ったレンズの性能チェックです。
新しく買ったレンズというのは Canon「EF16-35mm F2.8L III USM」というレンズ。
使ったボディはR3。
撮りに行った時間帯と場所の都合でほぼ逆光でしたが、
レンズの性能を確かめるにはいいシチュエーションでした。
ということでまずは逆光耐性から。
このレンズ自体は最新ではないですが、まだまだ新しい技術が搭載されているとあってさすがの一言。
かなり意地悪な撮り方をしても、ほんの少しフレアができるくらいでした。
さらにはこんな逆光のシチュエーションでも。
桜の木全体が影に入っているので、どうかなと思いながら撮ったのですが、自宅で確かめてびっくり。
というのも、PCで色味を調整すると、余裕で桜の色が戻ってくるのです。
レンズがしっかりと被写体を解像して、情報を残している証拠なのだと思います。
お次はパースを活かした撮影です。
パースというのは広角レンズ特有のゆがみのようなもの。
迫力がでるので、個人的にはよく活用します。
ただそのパースの付き方も、解像度が悪くなったり、不自然になりすぎることも多いのですが、このレンズはとても自然です。
やはりその辺りは、かなり煮詰められて設計されているのだなと感じました。
そして今度はテレ端の35mmでも。
最短撮影距離がとても短いので、被写体にしっかりと寄ることもできます。
マクロほどではないですが、これができるだけでも表現の幅が大きく拡がります。
今度は離れてスナップ的にも。
35mmといえばまさにそんな画角ですね。
細かい桜の花びらもしっかりと解像していて、大きな画像サイズで見るとつい眺めてしまいます。
ということで、色々と試しながら撮ってみましたが、早くもこれは私にとってベストな広角レンズの予感がしています。
細かいことを言えば、ピントもボケ感もシャープさも、どの点も素晴らしく、気になるところがありません。
本当にこれから思い出を共にして行くのが楽しみなレンズです!
レンズに関する記事はこちらです。