最近の北部九州は、雨がシトシトと降るような天候が続いています。

そんななか、増水には十分用心しながら渓流へ釣行してきました。

この時期は川を歩いていると程よく汗をかくのですが、水の温度がちょうどよくて本当に気持ちがいい。

しかし、そんな人間の感覚とはうって変わって、魚はとてもシビアな状況でした。

テンポよく要所を打って行くと気づいたのですが、魚は少し流れの効いた小さな淵に隠れている様子。

さらに先行者がいた影響か、警戒心もかなり高めでした。

時折、チェイスしてきた!

となっても、その1回で喰わせなければ、次はまったく反応してくれなくなる状況。

チャンスは一度。

ヒットの確率が高そうなポイントを目の前にしたら、丁寧にキャストして慎重に探ります。

そうしてヒットさせたのが、この1匹!

川のアベレージサイズを考えると、普段より大きめのサイズ。

鋭い手応えで楽しませてくれました。

やっぱりヤマメは美しい。

この時は、ルアーのカラーをシルバー系の少し鈍い色にしたのがよかったようです。

はじめはゴールド系だったのですが、強すぎるフラッシングを嫌っているような感じがしたので変えてみると、この判断がうまくハマりました。

こうして追加も狙ったのですが、今回は1匹で終了。

魚たちの警戒心が高い中で、なんとか魚の顔が見られて嬉しい限りです。

今回は、撮影のことで試したいこともあったので、そちらも良いテストになりました。

さて、今年の北部九州の梅雨は、空はどんよりですが、まだおもいっきり雨を降らせてはいない状況です。

今年もどこかで雨がザーザーになるタイミングがあると思いますので、

釣行される方は、天候には十分お気をつけて行かれてください。