桜が満開の渓流で。今シーズン初の釣行です。
スタートが遅くなりましたが、プライベート釣行で渓流に。
今年はなんとも悔しい幕開けでした。

3月は撮影であちこちに出張しており、忙しくも楽しい日々を送っておりました。
本当にありがたいことです。

今回、早起きして足を運んだ先では、とても見事な桜が咲いていました。
平地ではすでに散り始めていますが、こちらはちょうど満開の様子。
標高が高いので朝の気温はまだ10℃とかなり低く、この状態に納得です。

朝日を浴びる桜に目を奪われつつ、ウキウキで支度を終えていざエントリー。
ザブザブと川の中を歩くと、ようやく始まったなと実感が湧いてきます。
滝のように響き渡る川の音に、鳥の鳴き声、木々のざわめきが、本当に気持ちがいい。

そんな満足した気持ちに気が緩んだのか、貴重なファーストバイトを得たのに、うっかりバラしてしまいました。
でも魚の反応があっただけでもラッキー!
そう自分に言い聞かせましたが、ここから悪循環に陥っていきます。
今度は気を引き締めて、次の良さげなポイントで狙い通りに2回目のバイト。
しかし今度は慌ててしまい、足元で痛恨のバラし(汗)。

さすがにこのままでは終われないと、さらに先のポイントでなんとか3回目のバイトを得たのですが、
今度は慎重になりすぎました。
ネットで掬いに行こうとした所、またハリが外れてさらにさらに痛恨のバラシ(泣)
い、いや、別にこれだけ魚の手応えが感じられたから満足だし…。
そそそ、それに今年1回目の渓流釣行だから仕方がないよね…。
なんて言い聞かせてみましたが、本音では「なんでだよーっ!!」
と心中穏やかではいられませんでした。

確かに状況はかなりシビアだったのですが、
自分のキャスト精度が甘かったり、狙ったトレースコースからちょっと逸れたりと、
なんともシーズン初めにやりがちな凡ミスを繰り返してしまい反省です。
さすがに悔しすぎるので、またリベンジします。

結局、魚釣りは釣れても楽しかったからまた行くし、釣れなくても悔しくてまた行く。
一度魚たちと触れ合う楽しさを知ってしまうと、とことん沼にハマっていくのですね。
釣り人がとんでもないバイタリティーを発揮する気持ちを、改めて再認識できました。

しばらくあのシーンが何度も頭の中でフラッシュバックしそうです。
こんな感じで我欲は全開ですが、自然への感謝は忘れずまた安全に遊びに行きたいもの。

最後は写真のことで色々と試したいことがあったので、たくさん撮って帰りました。
(でもやっぱりヤマメの写真も撮りたかったなー笑)

なんともほろ苦い今シーズン1回目の釣行。
引き続き安全に今年の渓流シーズンを楽しもうと思います。